広田勇二の感じる心♪

人形を遣うということ

今日は久しぶりの完全オフでした。
・・・なんか落ち着かないものです(笑)
家でゆっくりしました。

先日セブンドールズの人形を製作していただいた人形劇団プークのリハーサルを見学する機会をいただきました。

お忙しい中無理を聞いていただき、大変貴重な体験が出来ました。

本番を翌日に控えた最終通し稽古でした。
歴史のある劇団のベテラン俳優の方々はリラックスした中にも何か独特の職人さんのような雰囲気がありました。

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劇団の代表でもある栗原 弘昌さんの演技が始まると、あっという間に人形劇の世界に引き込まれました。

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自分の感情を見事に自分にではなく手に持った人形に移していきます!
僕たちの演技とは違う?

台本に沿って怒ったり笑ったり・・・様々な感情で生き生きと演技する人形とは対象的に、人形を遣っている俳優さん達の表情はとてもすっきりとした、なんて言うか・・・つるっとしているんですよね。
まるで人形のように・・・。
台詞も俳優さんが喋っているのにですよ。

僕たちの演技は、自分の感情を自分の身体すべてを使って表現する訳ですが・・・

俳優本体から感情が離れて人形に宿っているのかも!
この瞬間俳優の体は肉体でしかなくなっているのかもと思いました・・・。

僕の演じるキャプテンコックは本来持っているミシェルとしての感情を、七つの人形に託してしか表現出来ません。
本体に残っているのは怒りや憎しみのみで、ある意味8体目の憎しみ人形になっているのです。

リハーサル終了後にある女優さんが「私は人形を持たないと演技表現出来ないと思います。」
とおっしゃってました。
今までだったら「そういうものなんだなぁ」と聞き流していたかもしれない言葉が、とても貴重なヒントになりました!!

舞台上には仕事を終えた人形たちが無造作に置かれていました。
魂の抜けた・・・・人形でした。
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そして上演中の人形達は、僕が舞台上でどんな役をやっても僕以外の何者でもないのと同じように、人形遣いであるいろいろな俳優さんによっていろいろな存在になるのだろうと思いました。

人形劇団プークの皆さん本当にありがとうございました(^o^)
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by yuji-hirota | 2008-08-18 01:59 | 日常
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